治療のQ&A

質問をクリックすると答えを表示します。

当院の治療について

初めての相談では何をするんですか?準備することがありますか?

相談の時は、気になっている所はどんなところかを教えていただきます。検査をする前に大まかな治療法、治療期間、治療費用を説明をしています。
治療を希望されている場合には、詳細な検査をします。
迷っていらっしゃる場合は、一度帰ってゆっくり考えていただくようにしています。また本格的な検査だけではなく、相談前にレントゲンをとることもあります。

まず電話でご予約いただき、当日は保険証をお持ち下さい。

矯正治療にはどのくらいの期間が必要なんでしょうか。

矯正治療は12~13歳までの第一期治療(成長期)と、それ以降の第二期治療に分けられます。

第一期治療では

あごの大きさのバランスを整えたり、大きくずれた歯の修正をしてほぼ良好な永久歯列をつくることを目的にします。治療開始から12~13歳位までが治療の期間と考えてください。但し、この間はずっと装置をつけているわけではありません。装置外した後は、装置なしで観察を続けていきます(必要があればまた違う装置をつける)。

第二期治療では

マルチブラケット装置で全体の歯を動かす治療です。状態によりますが1年から3年位かかります。きれいになったあとは、保定装置という装置でもどらないように押さえをすることも必要です。保定が約2年間です。

矯正治療にはどのくらいの費用がかかるんでしょうか。

治療期間によって異なります。様々なケースがありますので、まずはご相談へおいでください。目安は次のとおりです。
治療費について 詳しく

第一期治療のみの場合

30~35万円程度

第二期まで治療を続ける場合

総額60~65万円程度

1~2本の部分矯正の場合

総額5~10万円程度

お支払い方法はある程度まとめてお支払いしていただく方法と、毎月の分割払いを選択していただけます。

矯正治療と一緒に虫歯治療もしてもらえますか?

当院は矯正治療専門ですので、虫歯治療はかかりつけの歯科医院でお願いします。
“矯正治療前に虫歯を全部治した方がいいですか?”とよく質問されますが、矯正のために抜歯をすることもありますから、当院で矯正検査をしてからでも虫歯治療は遅くありません。

将来、転勤等で鹿児島を離れるかも…どうしたらいいんでしょうか。

万が一、治療途中で転居される場合には、転居先の矯正専門医を紹介いたします。また治療費も一部お返ししますのでご安心ください。

但し、矯正治療は長い期間が必要なため、数カ月先など近いうちに転居することが決まっている場合は転居先で治療される方が得策です。

歯列矯正治療全般について

歯列矯正ってどうして歯が動くんですか?

歯に持続的な弱い力を加えると、歯根の周りの骨が解ける現象と新しい骨が作られる現象が同時に起こることで歯が動くことが確認されています。歯の移動には時間がかかりますが、1cm以上の歯の移動も十分に可能です。

歯のでこぼこがひどいが治療できる?歯列矯正できないケースもあるのですか。

重度の歯のでこぼこでも治療は十分に可能です。歯列矯正の難しいのは次のような場合ですので、治療前に十分な診査が必要です。

  1. 歯の根が極端に短い場合
  2. 歯を支える骨がほとんどない場合
若いときでないと矯正は無理でしょうか。何歳までにするのがいいんでしょうか。

歯は一生動き続けることがわかっていますから、年齢の制限なく治療は可能です。
但し、成人特有の歯周病がある場合には、歯周病の治療といっしょに矯正治療をすることが大切です。

せっかく生えている歯を、抜かないといけないんでしょうか。

矯正治療では、患者さまの約半数が永久歯を抜歯して治療されています。重度の歯のでこぼこがあったり、歯のために口元が飛び出したりしている場合に、永久歯を抜いた隙間を利用して治療する方法です。その人の顔や顎の大きさにあった歯の本数にしていると考えてはいかがでしょう?
矯正治療に大きな影響がなければ、虫歯や歯周病で状態の悪い歯を抜いています。健康な歯を抜くのはだれでもいやなことですから、必要性をよく理解していただいたうえで治療を開始いたします。

歯を抜かない場合も

こどもの時から治療をすることで抜歯をしなくてすむことが、増えています。
また、インプラント矯正では従来では抜歯しなくてはならなかったものが、抜かなくて治療できる場合も増えてきました。

装置が痛いと聞きました。痛くないようにはできないんでしょうか?

装置が唇や頬に当たる痛みは、装置のつけ初めにある症状で時間とともになれてくることが多いようです。

歯が動くことによる痛み

装置の技術革新が進み、小さな力で歯が動くようになり昔に比べて痛みは小さくなっています。

歯に持続的な力を加えることで歯が動き、このときに痛みが生じます。特にものを咬むときや歯ブラシを当てるときに痛むことが多いようです。装置調節後2~3日痛みあり、除々に落ち着いてきます。
必要に応じて痛みが和らぐワイヤー(冷たい水を飲むと力が弱まる)を用いたり、「痛み止め」を飲んでいただいたりすることもあります。

こどもの治療について

3歳児検診で反対咬合(受け口)と診断され「大きくなったら矯正すればいい」と言われました。何歳から始めたらよいでしょうか。
6~8歳が治療適齢期

乳歯の反対咬合は、永久歯に生え代わるときに自然に治るものもあります。逆に乳歯の時に治療したものの永久歯になってから再発することもあります。このような観点から前歯が永久歯になる6~8歳頃が治療適齢期と考えられます。
但し、乳歯列でも上あごと下あごのずれが大きい場合には、4~5歳から治療する場合もあります。

人間の顔は上あごから上の部分は12歳頃までに完成します。反対咬合の効果的な治療のためには上あごの成長旺盛な時期でもある、6~8歳頃がよいと思われます。

まだ幼くて自分で歯磨きも充分にできません。治療期間の虫歯が気になります。

第一期治療(こどもの治療)の装置は、口の裏側の装置や比較的簡単な装置、取り外し可能な装置が多いのでそれほど虫歯の心配は必要ありません。但し、矯正治療は、健康な口を作るのが目的です。基本的な食事の取り方や歯みがきができるようになってから、装置をつけるようにしています。

第二期治療では

マルチブラケット装置は虫歯の危険性が格段に高くなります。十分な歯磨きと食生活の改善が必要です。

親は治療させたいのですが本人がすごく嫌がってます。見た目が気になるようです。

矯正歯科治療は患者さまのご協力なしにはうまく行かない治療です。まずご本人の“治したい”という気持ちが一番大切だと思います。
見た目については様々な解決方法がありますので、ご一緒に考えてみましょう。
みえない矯正治療 詳しく

矯正治療を楽しく
  • 目立たないマルチブラケット
    表側の装置に目立たないセラミックなどを使用
  • 裏側矯正(リンガルブラケット)
  • マウスピース矯正(アライナー矯正)
  • ブレーススマイルコンテスト
    矯正治療中の方の写真コンテスト※

近頃では、矯正装置がかなり一般的になってマスコミでの露出も増えてきました。矯正装置をつけているのが普通の世の中になってくるのもそう遠くはないと思います。私たちの所属する日本臨床矯正歯科医会では、ブラケットをつけて楽しく生活していただくために“ブレーススマイルコンテスト”(矯正治療中の笑顔の写真コンテスト)を開催しています。
是非ご覧ください
ブレーススマイルコンテスト受賞作品
ブレーススマイルコンテスト公式ホームページ

子どものとき矯正し、大人になってまた治療が必要になることはありませんか?

成長期にした方が良い矯正と、永久歯がそろってからした方がいい場合に分けられます。

第一期治療(成長期)が望ましい例
  • 上あごと下あごがずれていて出っ歯になっていたり、受け口、あるいはあごが横にずれている場合
  • 極端に位置のずれている歯
  • あごの動きを制限している歯
  • かみ合わせ時に特定の歯にダメージを与えている場合

歯のでこぼこがあっても、成長期に顎を大きくすることで歯の生えるスペースを作ることも可能な場合があります。
逆に、全ての歯が生えそろってから、マルチブラケット装置で治療した方が治療期間も短い場合があります。
様々なケースがありますので、まずはご相談ください。

このほかにも疑問に思われること、歯列矯正についてのご質問、ご相談など承ります。

鹿児島市・鹿児島中央駅前 山形矯正歯科医院へ何でもお問い合わせください。

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