顎関節症治療

顎関節症について

顎関節症の患者さんが増えている

口を開け閉めするときにあごの関節で音がする。あごの関節やほほの筋肉が痛む。口が開きにくい、締めにくいといった症状を顎関節症と呼んでいます。顎関節症の患者さんが増えている理由にはこの病気に対する理解が深まったことも考えられますが、複雑な現代社会におけるストレスの増加もその一因になっていると考えられています。また食習慣の変遷による、咀嚼器官の脆弱化、不正咬合の増加もその原因と考えられています。

顎関節症の原因

顎関節症の原因には、頭や顔の外傷、全身の疾患や栄養状態、ストレスへの対応力、顎関節の形態、性差、生活上のストレス、睡眠障害、疼痛や神経衰弱、咬合の異常、不良姿勢などが関与すると考えられています。

顎関節症の治療法

顎関節症の原因から考えると、全身の健康状態を整えること、不良な習癖があればこれを取り除くことがまず重要だと考えられます。その上で、咬合異常があれば矯正治療を検討することが妥当だと思われます。

まずは生活のたてなおしを

当院では患者様の生活の状態をお尋ねし、顎の関節や筋肉に負担をかけている事柄を探し出すカウンセリング療法をまず行っています。症状の完全のために、スプリントを併用することもあります。その後、患者さんの希望があれば矯正治療をするという治療方針を取り入れています。顎の症状がある方は一度相談においでください。

治療費について

顎関節症に関わる治療は健康保険の適応となっております。